22 Jun. 2020
モビリティによって、どんな可能性が拡がるだろう?
- 副編集長 / プランナー
- 飯沼 瑶子
ある地点から、別の地点に移動する。
そのための手段には、どんなものが浮かぶだろう。
歩く、走る、泳ぐ、自転車、車、バス、船、電車、飛行機…
歩くより、自転車の方が速い。
でも、誰かと一緒なら歩く方がおしゃべりしやすいかもしれない。
車より、電車の方が一度にたくさん乗れる。
でも、狭い道の先に行きたい時は、小さな車が便利かもしれない。
私たちは、効率だけではない目的のために、移動手段としてモビリティを使い分けている。もしかすると、移動しないことのためにさえ、モビリティを使っているかもしれない。
オンライン通話のアプリケーションや仮想空間に没頭するVRなど…
動く自由に動かない自由、
使える手段の選択肢が増えたら、行ける場所、会える人、できること、
どんな可能性が拡がるだろうか。
MOBILITY MORE BILITYと題したこのプロジェクトでは、モビリティ=みんなの能力や可能性(-bility)をもっと拡張するものという視点に立ち、個々の身体を拡張し、社会の可能性を拡げるツールとしての、乗り物、器具、仕組みやテクノロジーの在り方や価値を、各領域の第一線で活躍するプロフェッショナルへの対談や取材を通じて考えます。
取材・文: 飯沼瑶子
Reporting and Statement: nummy