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2 Apr. 2018

困っている人と協力する人をつなぎます &HAND/アンドハンド     2018年9月、mimamo by &HANDプロジェクトスタート

佐多直厚
ソリューション・プランナー / プロデューサー
佐多直厚

&HAND/アンドハンド

 アンドハンドはLINEなどを活用し、身体・精神的な不安や困難を抱えた人と、手助けをしたい人をマッチングし、具体的な行動をサポートするサービスです。手助けを必要とする人はBeaconデバイスを携帯し、必要な状況でONにすると、周囲のサポーター(手助けをしたい人)のLINEにメッセージが届きます。サポーターはChatBotを通じて手助けを必要とする人の状況が分かり、具体的な行動を起こすことができます。
 一般社団法人PLAYERSのタキザワケイタが妻の妊娠時の経験をもとに、電車で立っているのがつらい妊婦と手助けしたい方をマッチングするサービス「スマート・マタニティマーク」を考案し、プロトタイプを開発(GoogleAndroid Experiments OBJECT」グランプリ)。そのアイデアをもとに、対象者を障害を抱える方や外国人旅行者などに広げ、アプリをLINEに変更したアンドハンド」に展開しました(LINE BOT AWARDSグランプリ)。
 (一社)PLAYERSはアイデアやヴィジョン「やさしさから やさしさが生まれる社会」に共感いただいた大日本印刷(DNP)・東京メトロ・LINEと連携し、事業化を支援しています。事業化に向けた最初のステップとして、DNPが主体となり201712月に「妊婦さん向けサービス実証実験」を東京メトロ銀座線にて実施しました。

&HAND / アンドハンドウェブサイトへ
「スマート・マタニティマーク」コンセプトムービー

「mimamo by &HAND」プロジェクト(ミマモプロジェクト)が始まりました。

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  2018年9月3日月曜日、JR東京駅の動輪の広場。&HANDの新展開であるこの取り組みが発表されました。視覚障害者が安心して外出できる社会。行動を見守り、過不足なくサポートしあえる助けられあいづくりが始まります。&HANDを企画開発する一般社団法人PLAYERS(以下、PLAYERS)は東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と共同で、視覚障害者・鉄道事業会社・一般の方との共創活動。視覚障害者の見えない不安は、みんなで見守る。スタートです。

mimamo by &HANDプロジェクトウェブサイトへ

 

 

 

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取材・文: 佐多直厚
Reporting and Statement: raresata

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