「ないマン」連載第7回~「歩けないマン」vol.3~
- 共同執筆
- ココカラー編集部
見えない、聞こえない、歩けない。「ないマン」とは、障害を持ったヒーロー集団のことです。日々様々なモンスターと戦う彼らの姿を通じて、障害者理解を楽しく深めていきます。
連載第7回
「歩けないマン」vol.3
※「ないマン」は、当事者の方の実体験をもとに描かれています。
~今回のお話について~
日頃から車椅子に乗っている上原大祐さんは、こう言います。
車椅子ユーザーにとって、車での移動は社会参加に欠かせないもののひとつです。
また、車で移動するには駐車場が必要です。
まだまだ身障者等用の駐車場が設置されていないところも多くあり、設置されている所でも使えない事が多々あります。
それは一般の人が何も意識せずとめてしまう事と、それを防ぐために置かれている今回のストーリーのようなポールです。
身障者等用駐車場はお店の近くにあるのも大切ですが、本人が運転しているときに車椅子の積み下ろしで最も大切なのが、広いスペースです。
扉をフルオープンにしないと車椅子の積み下ろしができないので、そのためのスペースなのです。
駐車場にたった一つしかない身障者等用駐車場を、多くの選択肢がある健常者の方が奪ってしまっています。
皆さんがこの駐車場の大切さを理解して、車椅子ユーザーが気兼ねなく車で社会参加できる環境が整っていく事を望んでます。
次回は、「見えないマン」第3話
5月中旬公開予定!
注目のキーワード
関連ワード
-
特例子会社Special subsidiary company
障害者の雇用促進・安定を目的に設立される子会社。障害者に特別に配慮するなど一定の条件を満たすことで、特例として親会社に雇用されているものとみなされる。企業側は、障害者雇用率制度で義務づけられている実雇用…詳しく知る
-
ユニバーサルツーリズムUT
すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指しているもの(観光庁HPより)。http://www.mlit.go.jp/kankocho/shisak […]詳しく知る
関連記事
この人の記事
-
18 Nov. 2022
視覚障がいに関わる“壁”を溶かす新規事業とは
- 共同執筆
- ココカラー編集部
EVENT, インクルーシブ・マーケティング, インクルーシブ・デザイン, ユニバーサルデザイン, バリアフリー, CSV, イベント, コミュニケーション, テクノロジー, 障害,