【爆笑しながら異文化交流】外国人による日本語スタンダップコメディ「おコメディ焼き!」
- 共同執筆
- ココカラー編集部
7月28日(木)『おコメディ焼き!』LIVE一周年記念スペシャルパーティが渋谷のLoft9 Shibuyaにて開催されます。
『おコメディ焼き!』とは、さまざまな国から集まった外国人コメディアンが日本語でスタンダップコメディに挑戦する、おそらく東京で一番ユニークなお笑いライブ。
容赦ないブリティッシュスタイルのギャグから、コメディJ-POPソング、スペシャルゲストの登場まであるお笑いのフルコースで、ライザ◯プ並みの腹筋ワークアウトが期待できそうです。
「スタンダップコメディ」?なにそれおいしいの?
スタンダップコメディとは、落語や漫談に似た欧米のお笑いのスタイル。
ひとりのコメディアンがマイクを握り、時事ニュースや身の回りの出来事をネタに、時にはお客さんとも絡み、笑いを生み出していきます。海外では、街のバーやコメディクラブでお酒を飲みながら楽しめる、ナイトライフの一部。日本の劇場型とは違い、演者との距離が近いことも特徴の一つです。
お客もショーの一部です
お客さんの盛り上がりもスタンダップの重要な要素。面白い時は遠慮せずにおもいっきり笑う、「最高!」って思ったら周りを気にせず「Woooo!」と叫ぶ。お客さんが良い意味でうるさいことで、ショーがさらに面白く感じられます。とても不思議な作用です。つまらない会議で「Woooo!」とリアクションしてあげると、意外と盛り上がるかもしれません。ただし怒られる可能性もあるので、ご自分のリスクでおためしください。
おコメディアンに聞いてみた!
お笑いという視点から、多分化交流について、「おコメディ焼き!」の代表者BJ Foxさん(英、34歳、残留派)に突撃してみました。
日本のお笑いとstand-up comedyの違いはなんですか?
BJ Fox:
形式的には、日本のお笑いが漫才とコントで、欧米のスタンダップは、コメディアン1人+マイクだけという違いとなりますが、実は、日本のお笑いのスタイルも多種多様でもあり、うちのスタンダップのグループのスタイルもバラバラです。コンテンツよりも楽しみ方違うかも。お酒飲みながら、コメディアンとコミュニケーションを取りながら、お客さんに笑ってほしいです。日本のお笑いは、劇場からスタート、スタンダップは飲み屋から、の違いあるかな。
日本語でstand-upに挑戦しようと思ったのはなぜ?
BJ Fox:
「郷に入れば郷に従え!」コメディアンとしてはこれ面白いかも、あれが面白いかも、と常に考えながら毎日を過ごしています。もちろん日本にいる事だけで、その中には、日本語でしか表現できない面白いことを考えつくもあり、あれを パフォーマンスできる場ができて非常に嬉しいです。
初めてstand-upを見る日本人の反応はどうですか?
BJ Fox:
みんな背が高いな、という声も多いですが、コメディアンがお客さんを笑わせるよりもみんなでお盛り上がろう、というリラックスした雰囲気にびっくりする人が多いですね。リピーターのお客さんが非常に多くなっています。
外国人ならではの目線じゃないと伝わらないギャグって、たとえばどんなこと?
BJ Fox:
意外と日本人は、自分のこと、日本のカルチャーを軽くからかわれることが好きみたいです!敬語の勉強の難しさ、どうして観光客がお寺よりもドンキホーテが好きなのか、日本人にとって当たり前だと思っていることをひっくり返し、みんな笑いながら「ええぇ」から「まじかよ」と「なるほど」まで幅広い面白いリアクションがくるんですね。
国籍やネタのスタイルなど、ショー自体もダイバーシティに富んでいますが、どのようにしてこうなったのでしょうか?
BJ Fox:
それは国際都市東京ならでのダイバーシティのお陰ではないかな。
あとは、参加しやすい環境も寄与していると思います。私が東京へ転勤になって、どうやって日本語でコメディができるのかを調べてみたところ、日本ではまず漫才の学校に行って、そして事務所に入ってという、割と硬いプロセスを経てからやっとコメディアンになることができます。あれは社会人には難しいものです。だから誰でも参加できるグループをスタートしたわけです。
おコメディ焼きの名前の由来は、お好み焼きと同じく、いろいろ材料を混ざり最終的にユニークかつ美味しいもの作れることあります。ミックスすればするほど美味しくなるように(面白くなるように)調理しています。
国境を越えるお笑いイベント!ついでに腹筋も鍛えられる!(かも)
この機会をぜひ、お見逃しなく!
<「おコメディ焼き!」LIVE一周年記念SP>
日時:2016年7月28日(木) OPEN 19:15/START 20:00
場所:渋谷 Loft9 Shibuya
(東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS(キノハウス) 1F)
料金:前売(予約)¥2,000/当日¥2,500(飲食代別)
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