cococolor cococolor

18

Sep.

2019

data
3 Sep. 2019

「ポテンシャルドライブ」が社員と会社の関係性を変える

初めまして、ワークリードプロジェクトです。

ワークリードプロジェクトは、今の日本に合った働き方を考えるプロジェクトとして立ち上がり、この度「ポテンシャルドライブ」という新しい概念をまとめました。

プロジェクトのきっかけは、「越境ワーカー」という試みにあります。

※詳しくはこちらのリリースをご覧ください。

 

越境ワーカーとは、ソフトバンクと電通の2社による相互インターンシップの取り組みで、自身の自己研鑽を目的としてお互いの会社に越境し、共同プロジェクトに参加するというものです。

越境ワーカーという取り組みを通して、働くことの課題は、「会社と社員の関係性」にあると捉え、そのことに対するアプローチを検討しようと立ち上げたのが「ワークリードプロジェクト」です。会社と社員のあるべき関係性についてソフトバンクと電通の社員が、数ヶ月に渡って検討してきました。

 

数ヶ月の議論を経て、今の日本を活性化する手段として、取り組むべきアクションは何か、ということをまとめあげていきました。本記事はその内容について説明するもので、今の日本の企業にある閉塞感を打破することができるかもしれない、新しい概念を提案したいと思います。

ワークリードプロジェクト チームメンバー

 

※記事中に仕様しているスライドはPDFの形でダウンロード頂けます。記事の終わりにリンクを掲載いたしますので、そちらからダウンロードしてご活用ください。

 

 

働く”を新しくしたい。そう望むすべての人へ

働く人はみな、「こうだったらいいのに」と思うことがたくさんあると思います。ひとりひとりの力で組織を変えていくのは難しいことですが、気づいた人が小さなことから挑戦を重ねていくことで、大きな変化を生み出すことができると考えています。

 

 

 

“働く”は常にアップデートされる。これからの時代はどうなっていくのだろう?

歴史を見ればこの100年程度の間でも、働き方は大きく変わってきています。働き方はどこかで完全な形になるのではなく、環境に応じて柔軟に変化し続けていくものであるはずです。本記事で提案する「ポテンシャルドライブ」もまた、近い将来に見直しが必要になるはずです。常に見直していくことを忘れないということも、大事なポイントです。

 

 

 

一人ひとりがワークリーダーの時代

人事部員ではないし…、マネージャーではないし…、自分は働かされている側だから…、と自分には関係のない話を思ってはいけない時代になりました。どのようなポジションに置かれた人であっても、自分たちの働き方を自分たちで変えていく、リードしていくことができると考えています。そのための考え方が「ポテンシャルドライブ」です。

 

 

 

ポテンシャルドライブとは

ポテンシャルドライブ、略してポテドラ。それは、「ひとりひとりが秘めたポテンシャルを最大限に引き出して、チームや会社の成長につなげていく」という考え方です。社員にとっても、チームにとっても、会社にとってもプラスになるあり方を目指すところがポイントです。

 

 

 

日本における“個と企業の関係性”と“能力発揮”変化

経済状況や社会環境の変化によって、求められる能力は変わります。もはや作業量や生産性だけを追い求めていては生き残れない時代が訪れています。今、そしてこれから求められるのは、多様性に富んだ創造力であることは明らかです。

 

 

 

「個人やチームの10人10色な多様な能力発揮と組織やプロジェクトの成長を接続し2つのサイクルの相互関係を加速させる」これが、ポテンシャルドライブという考え方です。

 

 

 

ポテンシャルドライブの2つのサイクル

 

❶潜在能力解放の支援

 ポテンシャルドライブを起こすためには、2つのサイクルが必要だと考えています。

1つめのサイクルは、個人やチームの力が解放されるように、組織が支援を行うサイクルです。いくら素晴らしい能力を秘めている人がいても、組織においては組織の支援なくしてこれを成し遂げるのは困難です。これを円滑に行うことによって、個人やチームの能力は、飛躍的に向上するはずです。

 

 

 

❷能力発揮による組織の成長への貢献 

2つ目のサイクルは、個人やチームの能力の発揮を、組織の成長につなげていくサイクルです。これが成り立つことによって、組織がポテンシャルドライブに取り組む理由が明確になります。

この2つのサイクルがしっかりと回っていくことによって、個人と組織の望ましい成長のサイクルが形成されていきます。

 

 

 

ポテンシャルドライブに必要な6つの要素と具体的な方法

ではこの2つのサイクルを加速させていくために、まず何をすればよいのか?後編では2つのサイクルに必要な6つの要素と、サイクルを加速させる具体的な方法を検討していきます。是非チェックしてみてください。

 

 

 

 

ポテンシャルドライブに必要な6つの要素と具体的な方法

 

1つ目のサイクル「個人やチームの潜在能力を発揮するサイクル」には3つの要素があります。

 

①意志公開性 Open Will

自分の意思を公にし、周囲もその意思を応援できる環境かどうか。個人の考えや思いをしっかりと公表、主張できる環境を整えることが、サイクルを回す基盤となります。

 

②意見循環性 External Collaboration

異なる意見が混ざり合い、循環している環境か。ひとりひとりが表明した意見がしっかりと交換されて、お互いにお互いの考えを知ることができると、新たな発見があったり、意気投合してプロジェクトが生まれたりと、大きな変化の源泉となります。

 

③自己開拓性 Discover Yourself

今まで気づかなかった自分の個性を開花させ、発見できているか。ひとりひとりが持っている能力を生かすだけではなく、新たな発見を通して変わっていくこと。それはひとりで成すのは難しく、個人が組織に身を置くことの利点にもなります。

 

これらの要素を成立させることで、個人の潜在能力は飛躍的に引き出せるようになります。

 

 

2つ目のサイクル「組織やプロジェクトの成長サイクル」には3つの要素があります。

 

①使命一致制 Matched Mission

会社から求められることと、自分のやりたいことが一致しているか。個人のモチベーションを大きく左右する重要な要素です。

 

②環境選択性 Selectable Workstyle

仕事の状況に合わせて最適な環境をつくることができるか。邪魔されず創造性を発揮すべき時、意見を交わし刺激を得るべき時、シーンに合わせて最適な環境を選択できることは、アウトプットに大きな影響を与えます。

 

③成長促進性 Positive Challenge

自分の能力に対して成長できる課題が与えられているか。ひとりひとりに合った課題が与えられることで、いままで発揮できていなかった価値を発揮し、組織に還元することができます。

 

 

 

6つの要素を、詳しく紹介します。6つの要素には、それぞれ先行事例を紹介しています。こうした要素を取り入れるための参考にしてみてください。

 

 

ポテンシャルドライブを導入するには

 

ポテンシャルドライブに取り組むために、まず何をするべきなのか?その第一歩とすべく、まず自分や自分のチーム、組織の今を測るためのテストを用意しました。

テストに答え終わったら、レーダーチャートに書き込んでみてください。今自分やチームが置かれている状況が見えてくるはずです。ポテンシャルドライブを行うために何が足りないのか、確認してみてください。

 

 

 

 

おわりに

 

私たちワークリードプロジェクトのメンバーは、今回提唱した「ポテドラ」が、少しでも多くの人にとって役に立つものになることを願っています。そんな思いから、この考え方は自由にアレンジして活用していただくことができる「クリエーティブコモンズ 表示4.0国際」のライセンスを付与しました。資料のダウンロードはページ最下部よりお願いします。

 

ポテドラは完成された考え方ではなく、アップデートが必要です。私たちワークリードプロジェクトは常に今の時代にふさわしい、あるべき働き方の姿を追い求めていきます。

そして、皆さんも考えてみてください。我々が今回ご提案した「ポテドラ」がすべてのゴールでは決してなく、これを議論のきっかけにして、より素晴らしいものを作り上げていってください。

多くのコラボレーションが生まれることを願ってやみません。

これが新しい”働く”を切り開いていくスタートとなりますように。

 

************

 

 

クリエイティブコモンズについての説明

 

ポテンシャルドライブ(略称:ポテドラ)は、クリエイティブ・コモンズに登録されています。クリエイティブ・コモンズは、インターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使ってOK」という意思表示をするためのツールです。

ワークリードプロジェクトメンバーは、素材のアレンジ、商用利用をともに許可する「表示 4.0 国際」ライセンスを本コンセプトおよびメソッドに付与していますので、どなたでもご自由に活用することが可能です。この考え方に共感いただいた際は、このコンセプト及び本資料をぜひお使いいただければ幸甚です。

 

  • 問い合わせ先

  本件に関する連絡先:ワークリードプロジェクト事務局
             worklead.2019.pj@gmail.com

 

  ポテドラ資料(PDF)スライドのダウンロードはこちらから

 

 

取材・文: ワークリードプロジェクト
Reporting and Statement: workleadproject

関連ワード

関連記事

この人の記事