「ないマン」連載第3回~「聞こえないマン」vol.1~
- 共同執筆
- ココカラー編集部
見えない、聞こえない、歩けない。「ないマン」とは、障害を持ったヒーロー集団のことです。日々様々なモンスターと戦う彼らの姿を通じて、障害者理解を楽しく深めていきます。
連載第3回
「聞こえないマン」vol.1
※「ないマン」は、当事者の方の実体験をもとに描かれています。
~今回のお話について~
生まれつき耳がきこえない木村祥子さんは、毎回「今なんて言ったの?」「今何の話してるか教えて」と周りに伝えることにストレスを感じているそうです。
「例えば会議や飲み会などで、自分の意見を持っていたとしても(周りが今何を話しているかわからないことからタイミングが掴めず)発言できないまま話が進んでしまうなんてことは日常茶飯事です」
「きこえない人の中には、会議での情報保障(=人間の「知る権利」を保障するもの。今回の場合、会議の進捗や内容を要約筆記や筆談などでリアルタイムに情報を提供するなど)をつけてほしいと要望を出したのにも関わらず、情報保障がつかないまま会議への出席を強要させられる人もいます。話もわからないまま数時間もただ座っているだけというのは一種の拷問のように感じる人もいます」
もし、周りにきこえない人がいたら、少し意識してみませんか。
次回は、「見えないマン」第2話
7月中旬公開予定!
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