どこかに出掛ける時はネットで交通経路を確認し、レシピやレストランの情報をスマホで検索することはもちろん、海外旅行では支払いをアプリで済ませるという方も増えているのではないでしょうか。

AI、ビッグデータ解析、VR/AR、スマートスピーカーなど、私たちの日々の中でテクノロジーに関する話題に事欠くことはなく、今やテクノロジーは私たちの日常に深く根差す存在となりました。

このように、様々なシーンで私たちの生活を便利にしている「テクノロジー」というものに、ダイバーシティの視点で焦点をあてたいという思いから、cococolorの新プロジェクトTECHNOLOGY MEETS DIVERSITY（以下：TMD）をはじめます。

テクノロジーとダイバーシティが出会うとき

テクノロジーとダイバーシティの出会いは、どのような変化を産むでしょうか。どのような課題が解決できるのでしょうか。

TMDプロジェクトでは、障害/ジェンダー/多文化/ジェネレーションなどのダイバーシティ課題を解決するために既に活用されているテクノロジーを紹介することや、この領域で開発中の新しい技術や概念、その応用やビジネス化などを見つめていきたいと考えています。

このプロジェクトのコンセプトロゴには、テクノロジーとダイバーシティの出会いから、温もりのあるイノベーションがうまれてほしいという願いをこめました。

次回（Vol.1）は、3月にアメリカのオースティンで開催されたSXSW（サウスバイサウスウェスト：音楽・映画・テクノロジーを中心とした大規模フェスティバル）と、6月にフランスはカンヌで行われた世界最大級の広告・クリエイティビティフェスティバルのカンヌライオンズという、二つの国際的なフェスティバルで話題となった社会課題や議論されたソリューションについて、テクノロジー×ダイバーシティの目線でご紹介いたします。

今後、介護の現場におけるゲーミフィケーションの活用事例など多様なテーマと事例を交えながらプロジェクト展開をする予定です。
お楽しみに！