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Nov.

2018

interview
2 Jul. 2018

笑いながらスポーツをしよう!ゆるスポーツランド2018

yuru sports land 2018

2018年5月19日、TOYO TIRES TOYOSU DOME(東京都江東区豊洲)にて「ゆるスポーツランド2018」が開催され、cococolor編集部もゆるっと取材・参戦して参りました!

今年で3年目を迎える本イベントは、ゆるスポーツ協会が主催。今年のコンセプトを「ゆるスポーツ遊園地」に据えて、これまで開発した人気の競技に新しい競技も加わり、約300名の参加者が会場に集合しました。

ルールの無い準備体操で会場が温まる

開会式の後に始まったのは、ラジオ体操かと思いきや、なんとルールの無い準備体操。イベント主催者である澤田智洋氏が指揮をとり、ユニークな準備体操がゆる~く始まりました。それは例えば、「くび~」「かた~」「上下〜」などと、ゆる~く指示が出され、どう動くかは本人が決めてよいという「ざっくり体操」です。

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「ひざ~」の掛け声と共に、各自、自分の出来る方法で膝をほぐしていきます。今回一緒に潜入取材をしたHirona記者もしっかり膝をほぐしています。

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続いて2名1組、5名1組など複数名でグループとなってざっくり体操を進めます。2名では自由に体をほぐしあい、5人グループでは、1人の動作を他の4人が真似をするという「五つ子体操」を実施。2人から5人と少しずつグループが大きくなり、みなさんなんとなぁくグループができあがっていきますが、初対面同士の方が多いので初めはみなさん照れ気味です。

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と、思いきや、次第に求められる動きがハードに!

ハードになるほど笑いが起こり、会場に響き渡る笑い声。あっという間に全体が和やかなムードになり、体だけはなく心や人間関係もほぐれる準備体操でした。

 

みんなが参加者となることで作られる一体感

会場が温まったところで、いよいよ、ゆるスポーツの紹介と実践です。

今回初お目見えの、「顔借競争(かおかりきょうそう)」。一般的な運動会の競技として知られている「借り物競争」の「顔」を借りるバージョンです。競技者は、自分と同じような顔の人を会場で探します。顔借競争のブースにはNECの顔認証技術を使った機械が設置され、その前に立つと、お互いの顔がどのくらい似ているかを瞬時に計測します。挑戦者は、「顔貸してください」と書かれたビブスを着て、顔を探しにGO!

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お顔を拝借し、会場のみんなに注目される中、カメラの前でお互いの顔をスキャン。(イベントには、「山の神」こと、元陸上競技選手の柏原竜二さんもご参加!)

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スキャンが完了すると、類似度が画面上にパーセンテージで表示され、数値の高い人が勝ちというルールです。最新技術を活用して、みんなが参加できる競技でした。

クリエイティビティ溢れるたくさんのゆるスポーツ

会場では、17種目の競技が開催され、好き好きに競技を選んで参加することができます。いずれの競技も、年齢・性別・運動神経に関わらず、だれもが楽しめる工夫がされており、かつ非常にセンスの高いゆるさを兼ね備えています。

「くつしたまいれ」という競技は、ペアになるべき同じ靴下を探し、”きちんと”畳んでカゴに入れると得点に。

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その他にも、目玉焼きをパスし合ったり、カラフルなうんちを頭に乗せて走ったり、

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玉入れなのにカゴがひっくり返ったり、声で相撲を取ったり、イモムシのようにゴロゴロしながらラグビーをしたりと、誰もが楽しんで笑顔を見せていました。

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スポーツで情報を発信する

「コツコツ!点字ブロックリレー」は、1名が点字ブロックのマットを活用してコースを作り、もう1名がはアイマスクをしてコースを歩いてゴールに到着したタイムを競います。

点字ブロックのマットは、実際の点字ブロックと同様に2種類あり、①直線の凹凸があるブロックは真っ直ぐ進む、②ドットの凹凸があるブロックは曲がるというルールがあります。点字の仕組みについて知りながら競技を楽しめるように工夫がされています。「点字ブロックは、普段何気なく目にしている物ですが、目の見えない方にとっては本当になくてはならない物なのだと、改めて感じました!」とHirona記者体験談。

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また、「〇×スペース」は、AGC旭硝子が開発した透明なガラス製スクリーンを使って、〇×ゲームを行う競技です。このように企業とゆるスポーツのコラボによって、日本の最先端の技術をゆるスポーツの競技を通して体験することができる点にも多くの可能性を感じます。

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インクルーシブを無理なく派生させる

今回のイベントについて、代表の澤田智洋氏にお話を伺いました。

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「前回までは、ゆるスポーツ運動会というイベント名でしたが、今年からコンセプトとタイトルを変えました。運動会って嫌な思い出を持っている人も多いですよね。かくいう僕がそうなんですけれど(笑)。遊園地って、みんな楽しい思い出があると思うし、参加者の方々が、わざわざ並んでまでプレイするところがアトラクションのようであったり、好き好きに楽しめるのが遊園地っぽいことから、3回目となる今年は、『ゆるスポーツランド』をコンセプトとしました。また、気軽に気兼ねなく参加できるスポーツイベントは、あるようでなかったのですが、やってみると結構ニーズがありました。」

自然と起こるインクルーシブは継続される

「ゆるスポーツの情報は、協会のホームページと世界ゆるスポーツ協会の公式Facebookで発信しています。広告枠を確保するよりも、コンテンツに魅力があれば、口コミで拡散されるほうが自然で良いので、ネーミングやコンテンツの内容を大切にしています。

開会式の時に行われた『ざっくり体操』は、究極のインクルーシブコンテンツです。体に不自由のあるかたは、ラジオ体操にはできない動きがあり孤独を感じることがあるという声から、一律ではなくバラバラの動きをデザインすることで、みんながその場の一員でいられます。また、5人1人組となって、1人の動作を4人がマネする『五つ子体操』は、実は自動的にインクルーシブになる仕組みになっています。こちらが配慮しなくても、自然と仲間を配慮して、目の前にいる仲間ができる動作が選択されていきます。戦略的にコミュニティを作るのではなく、オーガニックにコミュニティを育成することを大切にしています。ゆるスポーツは、いわゆるマイノリティの人たちが参加できることも大事にしていますが、いわゆるなダイバーシティ感盛り盛りのイベントだと、ダイバーシティを意識している人しか集まらないことは避けたいと思いました。『For All』のスポーツとして、だれも楽しめる・やりたくなるように、クリエイティブ設計しています。」

日本の技術や社会課題をスポーツで拡げる

「『顔借競争』では、NECの世界一の顔認証技術とコラボしています。世界一の技術だけれども、認知は低いという課題から、スポーツを通じて日本の素晴らしい技術を世の中に拡め、企業貢献したいという狙いです。」

ワンワードでは言えない「ゆる」を日本のカルチャーを根付かせたい

「『ゆる』というのは、英語では一言で説明できない日本の独特な感覚です。まずは、日本のイノベーションとして『ゆるい』カルチャーを根付かせ、世界展開したいと思っています。島国という地理条件を逆に活かして、日本で足固めをしていきたいです。」

 

澤田さん、ありがとうございました!

 

「ゆる」×「スポーツ」が笑顔を生む

今回、ゆるスポーツに実際に参戦させていただき、声援よりも笑い声が響き、戦いよりも譲り合いが起き、失敗してもそれが笑いに変わっていくという光景を見かけ、まさに自然にインクルーシブな空間が生み出されるスポーツイベントだと感じました。競技内容に加え、デザイン性もポップに創られており、年齢・性別・運動神経に関わらず誰もが肩ひじ張らずゆる~く参加できるイベントで、私たちも終始たくさん笑い、いい汗を流すことができました!

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ゆるスポーツは動画でも紹介されています。どれも挑戦したくなるものばかりです!

https://www.youtube.com/channel/UCrAbIGDu9L4j_BuuE2rfNNQ

 

世界ゆるスポーツ協会オフィシャルWEBサイト

http://yurusports.com/

Facebookページ

https://www.facebook.com/yurusportslove/

 

世界ゆるスポーツ協会のみなさん、ありがとうございました!

Reporting and Statement: ayaka
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