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Apr.

2024

interview
29 Sep. 2023

自分の想像力を大切にしたものづくり体験ができる、小学生向けサマーキャンプの主催者インタビュー

石井 萌
ソリューション・プランナー
石井 萌

お子さんがいる家庭では、夏休みの過ごし方について悩んだ方もいるのではないでしょうか。
今回は小学生向けのクリエイティブキャンプ「CEKAI SUMMER CAMP」を実施しているCEKAIマネジメント株式会社の宮部さん、中田さんにクリエイティブキャンプを始めた経緯やサマーキャンプを設計するうえで大切にしていることをお伺いしました。

 

CEKAI SUMMER CAMP

サイト:https://www.cekaisummercamp.com/

2023年夏にスタートした小学校1年生~6年生対象のクリエイティブキャンプ。第一線で活躍する現役クリエイターが講師を務め、参加者が作品を作りつつ、他の参加者と協力するグループワークも一部含めた3つのプログラムを2023年は実施。

※こちらのサイトに載っている情報はすでに行っている2023年分の情報になります。今後の開催情報はサイトをご確認ください。

CEKAI マネジメント株式会社

グラフィック、映像、アートなどさまざまな領域で活躍するクリエイターのサポートを行うマネジメント会社
サイト:https://cekai-mgr.jp/

宮部愛(みやべ あい)さん :サマーキャンプ運営担当
中田せら(なかた せら)さん:サマーキャンプ運営担当

 

CEKAIマネジメント株式会社がCEKAI SUMMER CAMPを始めた経緯を教えてください。

宮部さん:CEKAIマネジメント株式会社の母体であるCEKAI を立ち上げた10年前から「いつか子ども達と取り組むアート事業をやってみたい」と話していました。CEKAIは、”いいものをつくる”というコンセプトに共鳴したクリエイターが集っているチームなのですが、普段クリエイターが子どもたちと接点を持って何かものを作るという機会はなかなかありません。子どもたちとの共同制作は大人のクリエイターにとっても刺激になりますし、何より無限の可能性を秘めた子どもたちのクリエイティビティを伸ばすきっかけになればいいな、と思って始めました。

今回プログラムを設計するうえで大切にしていたことはありますか?

中田さん:CEKAI SUMMER CAMPのコンセプトにもつながるのですが、技術を教えるのではなく、参加する子どもたちの「これが作りたい」「あれがやりたい」といったものを作りたい気持ちを大切にしています。プロのクリエイターの力が加わることで、子どもたちの作る作品のレベルが引き上げられ、結果として子どもたちがクリエイティブやものづくりの楽しさを感じてくれたらと思っています。例えば、「これはダメ」というような制限をしないようにしたり、アイデアが出てこない参加者にはお手本を見せたりすることで、子どもたちが考えやすい状況を作っていました。
参加してくださった方はとにかくものづくりに対して意見を持っていて、高学年は大人顔負けの意見を言って進めていて、低学年はすごく楽しかったという感想をいただきました。

プログラムで性別や年齢に関係ないグループワークを取り入れている理由を教えてください。

中田さん:プログラムによって難易度が異なるので、全学年ができるもの・高学年ができるもので分けてはいますが、普段同じ学年の子どもたちで集まるのとは異なり、全然違う背景を持った子どもたちが一緒にものづくりを行うという環境をつくることで、新しいアイデアが生まれるだけでなく、子ども達にとっても新たな視点の開拓に繋がればと思い、学年で分けないグループワークを取り入れました。

宮部さん:ものづくりは周りが作っているもの・姿勢に影響を受けることが大きいので、普段の環境では得られない「こんな人がいるんだ」という刺激にもなると思います。
また、グループワークにも様々ありますが、ものを作るという点では、声が大きくなくても自然と自分の意見が言いやすく、自分の得意分野がわかるようになるため、成功体験にもつながるのではと考えています。

CEKAIマネジメント株式会社が目指す社会像について教えてください。

宮部さん:CEKAI全体のキーワードでもあるのですが、CEKAI SUMMER CAMPのサイトに「20年後のデザイン」というキーワードを入れていれています。「20年後のデザイン」とは、これから先の社会において子どもたちがいつの時代にも通ずるスキルである自分の想像力で世界に羽ばたいていってほしいという思いを込めています。
CEKAI SUMMER CAMPがその1つのきっかけになれば嬉しいですし、講師やスタッフを見て「こんな人がいるんだな」「こんな仕事があるんだな」と知る機会になると思っています。子どもたちには色んなフィールドに行けるということをぜひ体験してほしいです。

 

インタビューを終えて

ただプロのクリエイターから学べるだけでなく、学年もバックグラウンドも異なる参加者とのグループワークを通して自分自身の成功体験につながることがとても魅力なのではと思いました。何より自分の想像力がいつの時代にも通ずるというCEKAIさんの考え方は、世の中が常に変わっている今の時代や今後においてとても重要な考え方だと共感しました。

 

(参考URL)
・CEKAI:https://cekai.jp/

取材・文: 石井萌
Reporting and Statement: megumiishii

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