2 Apr. 2018
協力というチカラ EMPOWER
- ソリューション・プランナー / プロデューサー
- 佐多直厚
EMPOWER Project
電車の中で、年配の方が立っている。「席を譲りたい。でも、断られたらどうしよう…」。
知らない街で、道に迷ってしまった。「道を教えてもらいたい。でも、頼みにくいな…」。
そんな時、役にたつのが「協力者カミングアウト」です。今までの「当事者」のカミングアウトに加え、「協力が必要な時は、お声を」と「協力者」が「マゼンタ・スター」のバッジをつけて意思表示すれば、誰もが暮らしやすい町になる。ある場面での当事者が別の場面では協力者になりえ、その逆もあることに気づき、協力し合えば、みんなの違いが力になる社会になる。EMPOWER Projectでは、障害の「社会モデル」に基づき、東京オリンピック・パラリンピックでの「おもてなし」と、国連「持続可能な開発目標(SDGs)」が目指す「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、当事者の意思を尊重する「May I?」の精神で、この新文化を推進しています。「EMPOWER Project」は、東京大学EMPOWERと電通ダイバーシティ・ラボが協力し、国連や文化・芸術界、企業との協働、そして世界の若者とのパートナーシップを通じて、世界で活動しています。現在、クラウドファンディングを展開中で、協賛パートナーも募集しています。
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取材・文: 佐多直厚
Reporting and Statement: raresata
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