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18 Apr. 2018

思いやりを行動にする「マナー」を  ユニバーサルマナー検定

佐多直厚
ソリューション・プランナー / プロデューサー
佐多直厚

ユニバーサルマナー検定

 自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動すること。これを「ユニバーサルマナー」として定義しています。従来、高齢者や障害者への対応を学ぶことは、福祉や介助の一環として、どこか特別なことと思われがちでした。しかし、街のバリアフリー化が進み、高齢者や障害者を見かけることが日常となった今、それらは決して特別な技術ではありません。誰もが身につけておきたい、実践できていればかっこいい「マナー」の位置付けにしていきたい、そんな願いからユニバーサルマナーという言葉は生まれました。

 「ユニバーサルマナー検定」の認定級には、3級と2級があります。3級の取得講座は、ユニバーサルマナーの基本的な考え方と心構えを学ぶことを目的とし、2時間の講座と演習問題という座学のみで構成されています。2級の取得講座では、より実践的な行動に移すことを目的とし、障害ごとの基礎知識やサポート方法を学ぶ5時間の講義と実技研修で構成されています。ユニバーサルマナー検定では、障害のある当事者講師がカリキュラムを監修しているので、本当に喜ばれる細やかな配慮を身につけることができます。

 東京・大阪・福岡などの主要都市で、定期開催しています。日程は下記公式ウェブサイトをご確認ください。

 

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取材・文: 佐多直厚
Reporting and Statement: raresata

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