【告知】11/11(金)MASHING UP conference vol.6
- 編集長 / プロデューサー
- 半澤絵里奈
対話と交流を通じて、未来の社会やビジネスの形を探る体験型カンファレンスであるMASHING UP CONFRENCEのお知らせです。2018年からスタートし、コロナ禍でオンラインのチャレンジも経て今回がvol.6となり、渋谷のTRUNK HOTELでリアル開催の予定です。
(記事トップ画像 ⒸMASHING UP)
コレクティブインパクトを体現してきたMASHING UP
今回のカンファレンステーマは「RESONANCE(共鳴しあう社会)」です。ダイバーシティという言葉が一定の認知と理解を得て、一部の個人のみならず企業や事業者も重要視し始めたタイミングだからこそ、ダイバーシティを一時のブームで終わらせず真のムーブメントにする時が訪れています。
ダイバーシティというキーワードのなかで語られるテーマは多岐にわたります。ジェンダーや障がい、世代、地域に特化した社会問題も多く存在しますが、時にそれらのテーマはテーマに関わる人だけで解決しようともがくこともあるでしょう。
ただ、実は、テーマを飛び越えることで、或いはテーマへの関わりが低い人が加わることで解決に近づくことがあります。今回のカンファレンステーマである「共鳴」はまさにこれを象徴する言葉とも捉えられます。
領域を乗り越え共鳴し、それぞれの多様なバックグラウンドや能力の集合知によって課題に向き合い解決しようという考え方は近年「コレクティブインパクト」とも言われ注目されています。MASHING UPは2018年のスタート時よりまさにここに注目しカンファレンスやメディアの運営をしてきたと思いますが、感染症の影響が少し落ち着きリアルな場でのコミュニケーションが新しいかたちで再開してきた今、「共鳴」をテーマに据えたことの意味は大きいと感じます。
昨年に引き続きビジネスシーンで参考になるカンファレンス多数
既に公開され始めている当日のカンファレンス内容をチェックいただくと昨年に引き続き顕著なのはビジネスに対する言及が多いことです。
これは、この数年間で、DE&I、SDGs、ESGへの関わりやその内容の開示が社会から求められていることに対する緊急度が企業や行政で急上昇している影響を感じます。そして、既に一部の経営層が気付いているESG視点での危機感をあらゆるレイヤーの人々が一緒に共有・ディスカッションできる場面は決して多くありません。
第一線で活躍する登壇者を迎え、バックグラウンドが多岐にわたる参加者が集まり、インタラクティブなやり取りが産まれるところがMASHING UPの特徴の一つでもあります。今年も『DE&Iリアルフォーラム』というセッションでは参加者同士がラウンドテーブルで対話できる座組みが準備されています。
加えて、DE&I、SDGs、ESGの領域を探求する際に忘れてならないのがグローバルの潮流です。
海外の新鋭起業家2人によるキーノートスピーチも既に決定しており、ナイジェリアの医療テックスタートアップ「LifeBank」の創設者兼CEOであるTemie Giwa-Tubosun(テミー・ギワ=トゥボスン)さん、ゼブラ企業の支援を行う「Zebras Unite」の共同創立者兼マネージングディレクターを務めるMara Zepeda(マーラ・ゼペダ)さんがご登壇されます。
今年もcococolorでカンファレンス取材レポートをお届けします
そして、今年もcococolorはメディアパートナーとして参加しています。
カンファレンス終了後より、順次そこで語られた内容を記事として読者のみなさまにお届けします。
各セッションの詳細確認&お申込みはこちらから
MASHING UP conference vol.6の詳細は以下よりご覧ください。
https://conference.mashingup.jp/
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