26 Aug. 2016
「ないマン」連載第5回~「歩けないマン」vol.2~
- 共同執筆
- ココカラー編集部
見えない、聞こえない、歩けない。「ないマン」とは、障害を持ったヒーロー集団のことです。日々様々なモンスターと戦う彼らの姿を通じて、障害者理解を楽しく深めていきます。
連載第5回
「歩けないマン」vol.2
※「ないマン」は、当事者の方の実体験をもとに描かれています。
~今回のお話について~
日頃から車椅子に乗っている上原大祐さんは、こう言います。
多目的トイレはそもそも数が少なく、どこの建物にもあるわけではありません。
食事に行っても入れないトイレも多く、デパートや駅ビルでも各階にあるのではなく、わざわざ階を移動してトイレに行かなければならない現状です。
そんな中、多目的トイレに行くと使用中のことも多く、待っていると健常者の人が使っている事が多い日本。
皆さんは通常のトイレが使用できて選択肢が多いのだから、是非そちらを使用してください。
我々には選択肢がないのです。
本当に必要としている人は誰なのかをよく考えてみて欲しいのです。
子どもたちはそんな大人たちを見て育ちます。
親切の遺伝子を大人から子に繋げる日本でありますように。
次回は、「聞こえないマン」第2話
9月中旬公開予定!
取材・文: 澤田昨日
Reporting and Statement: sawadakinou
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