「パラスポーツには、社会変革を促すような、さまざまな可能性にあふれているのではないか―」

先日閉幕した北京パラリンピックは、東京2020パラリンピックに引き続き、私たちに多くのものを教えてくれました。これまで、パラスポーツ観戦記など取材を重ねてきたcococolorは、これからもその魅力を発信し、パラスポーツを様々な変革のきっかけにしてもらいたいと考えています。

cococolorでは昨年、東京2020パラリンピックに出場したパラアスリート、指導者、パラスポーツ関係者、パラスポーツに欠かせない道具を作る技術者など、総勢14組に、「パラスポーツの魅力」「東京2020パラリンピックを経て感じたこと」「パラスポーツの発展へのヒント」「読者にアクションしてもらいたいこと」などを、インタビューを通してたっぷり伺いました。

その内容を、東京2020大会のレガシーの1つになることを祈り、「パラスポーツが拓く未来～パラスポーツ連続インタビュー～」と題した連載としてまとめました。

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第1回：「パラスポーツを見に行く文化」をつくりたい～パラ卓球・岩渕幸洋選手～

第2回：若き司令塔が目指す、パラスポーツ発展の道～車いすバスケットボール・古澤拓也選手～

第3回：体を動かす喜びを、生きる喜びに〜義肢装具士・臼井二美男さん〜

第4回：パラリンピックは「人間の可能性の祭典」 〜河合純一氏／櫻井誠一氏　前編～

第5回： KnowingからDoing、そしてBeingへ。共生社会実現への3ステップ～河合純一氏／櫻井誠一氏　後編～

第6回：佐賀からコーチと目指す世界の頂点～車いすテニス・大谷桃子選手／古賀雅博コーチ～

第7回：可能性や選択肢が広がる社会をつくりたい〜 車いすバスケットボール・香西宏昭選手〜

第8回：挑戦する人に、夢への「橋渡し」をしたい〜パラ陸上競技・石田 駆選手〜

第9回：パラスポーツの発展とともに歩む人生〜パラ水泳・鈴木孝幸選手〜

第10回：環境以上に大切なのは「自分で選択すること」〜パラ水泳・木村敬一選手〜

第11回：ボッチャで投じる「地域創生」次の一手～ボッチャ・杉村英孝選手／日本ボッチャ協会代表理事・澤邊芳明氏〜

第12回：「楽しく生きる」パワーで、社会を変える～パラ・パワーリフティング 山本恵理選手〜

第13回：挑戦する姿で、「勇気と自信」のパスをつなげたい～車いすラグビー・池透暢選手〜

第14回：終わりのない挑戦が楽しい〜パラアルペンスキー／パラ陸上競技・村岡桃佳選手〜

第15回：「共創」から、新たなソリューションを生み出す～日本パラリンピアンズ協会会長・大日方邦子さん〜

この連載のプロジェクトバナーを制作してくださったのは、佐賀県にある障害者福祉事業所「PICFA（ピクファ） 」。障害のある方々による、アート作品の創作活動を「仕事」として位置づけ、発信しています。今回、施設長の原田啓之さんが企画にご賛同くださり実現したものです。

パラスポーツという領域を超え、これからの「共生社会」「ダイバーシティ＆インクルージョン」を考えるにあたり、多くのヒントが見つかると思いますので、ぜひ読んでいただけますと幸いです。

（敬称略）

【企画】

中井桃子・島田直樹・羽島智晃・中島幸子・戸登麻貴・矢作茉依・半澤絵里奈・鈴木陽子・八木まどか　

【協力】

風間雄亮・浅田法泰・石原和樹・江川華奈・岩本剛志

【取材・執筆】

桑原寿・吉永惠一・斉藤浩一

【編集】

濱崎伸洋・高田愛・高橋慶生・池田真梨子・鈴木陽子・大塚深冬・八木まどか・田中陽太郎